キャッシングの審査基準、審査のポイントについて解説します!
キャッシングをしたことがある人でも、その審査基準については知らない人が多いです。
今回は知りたいけどなかなか知られていない、キャッシングの審査について解説していきます。
審査って何を見るの?~失敗しないための5つのポイントチェック!~
あまり知られていませんが、キャッシング審査で見られるポイント決まっていて、どの業者を選んでもある程度に通った審査になります。
審査のポイントは大きく分けて以下の5つになります。
- 住所や勤務先など申し込み者の情報
- 収入と職業・雇用形態など仕事に関すること
- 融資希望額と収入のバランス
- 他社からの借入れの有無
- 去の金融事故情報の有無(ブラックリスト)
順番に注意するポイントを説明していきますね。
1.住所や勤務先などの個人情報:隠し事をせず正確に!
審査には、まず運転免許証・健康保険証・パスポートなどの本人確認書類が必要になります。自宅や職場が書類と間違いないかを確認されますので、嘘や隠し事はもちろんNGです。嘘をつくつもりがなくても単純な記入間違いをしないように注意しましょう。
その際、自宅や職場に嘘がないかどうか在籍確認の電話が行われます。業者名ではなく個人名での電話になります。
そのため、ご家族や職場の方に借入れを知られる心配はないので安心してください。返事も「今、席を外しております」など、住所が間違いないことが確認できるような返事であれば問題ありません。
在籍確認に嘘があることがわかると信用できない人と判断されて審査で落とされてしまうこともありますので正確な情報を伝えるようにしてください。
2.収入と職業・雇用形態:アルバイトや専業主婦でも大丈夫?
審査で最も大切なのが、長期的に安定した収入があるかどうかです。そのため、年収と職業は絶対に伝える必要があります。
正社員はもちろん、契約社員やアルバイトの方でも収入が安定していれば問題ありません。
アルバイトだからといって落とされることはありません。また、専業主婦の方もご家族の安定した収入が認められれば審査に通過することが可能なので、収入がなくても諦める必要はありません。
ただし、融資金額(希望する限度額)が大きい場合は、年収や勤続年数を細かく確認されたり、源泉徴収票などの書類を提出しなくてはならないこともあります。
その場合は指示に従って提出するようにしましょう。書類を提出して嘘がないとわかれば、審査に通過する可能性は高くなりますからね。
3.融資希望額と収入のバランス:限度額を知っておこう
借り入れ希望額と収入のバランスも審査対象になります。あまりに収入とかけ離れた融資希望額は、審査に落ちてしまう可能性があります。
貸金業者からの借入れは、総量規制という法律で「年収の1/3以内」と定められています。
1つの業者からはもちろん、複数業者から借りた場合でもトータルで年収の1/3以上の借入れはできません。
また、初めての利用の場合は限度額50万円以下が一般的です。この「50万円以下」という数字もあくまで限度額であり、審査の結果によっては20万円や30万円の場合もあります。
それらを踏まえ、自分の収入・返済能力から無理のない融資金額を希望したほうが審査に通過しやすくなるでしょう。
4.他社からの借入れの有無:他にも借入れがある場合は完済しておこう!
審査をする際、キャッシング業者は信用情報機関から他社からの借り入れがいくらあるかをチェックします。
嘘をついてもばれてしまうため、他社の借り入れ金額は正確に伝えましょう。
他社からの借入れがあり、まだそれを完済できていない場合は、それが審査に響いてしまうこともあります。
収入と希望金額のバランスにもよりますので、他社の借り入れがあったら絶対に審査が通らないというわけではないので問題ありませんが、余裕をもちたい場合は完済してから申し込みましょう。
5.過去の事故情報の有無:過去の借入れには問題ない?
過去に、他社で返済の遅延などを起こしていないかという「事故情報」についても審査されます。
事故情報とはいわゆるブラックリストのことで、もしもそういった履歴がある場合は、審査に通ることが難しくなります。
「ブラックリスト」の登録・管理は、「信用情報機関」が行っています。信用情報機関の業務内容は、信用情報の収集および加盟団体への提供です。
銀行やクレジットカード会社、消費者金融など、銀行業や貸金業を営む会社は、例えば銀行であれば全国銀行協会(全銀協)というように、各々業界団体を組織しています。
信用情報機関はそれらが母体となって運営されています。
業態により加盟する機関は異なりますが、多くの金融会社が複数の信用情報機関に加盟し、業態に関係なく情報交換がされているようです。
支払い遅れ→5年
自己破産→5年~10年
任意整理→5年
特定調停→5年
個人再生→5年~10年
という期間は信用情報機関に記載されてしまい、審査の際にチェックされます。
これらの期間を過ぎていれば過去の事故情報については安心しても大丈夫です。
また、信用情報機関に問い合わせれば、自分の過去の借入れ情報を有償で確認することもできますので、期間を忘れてしまった場合は調べてみることをおすすめします。