○○系キャッシングって聞くけど、どう違う？キャッシングの種類について徹底解説！
一言でキャッシングと言ってもそのサービスには様々な種類があり、○○系キャッシングなどと呼ばれています。今回はキャッシングの種類について解説していきます。
キャッシングにはどのような種類があるのか
キャッシングはサービスを扱う金融機関によって、その特徴が変わってきます。
その種類は、大きく分けると「銀行カードローン」「消費者金融系キャッシング」「信販系キャッシング」の3つです。
どれもキャッシングができるという点では同じですが、それぞれに特徴がありますので、自分の目的に合わせて選んでいくといいでしょう。
その1：銀行カードローン
銀行キャッシングは、別名「銀行カードローン」と呼ばれています。銀行そのものや、銀行の子会社・グループ会社である消費者金融が行っているキャッシングサービスです。
正確に分類するのであれば、銀行の子会社、グループ会社がおこなっているキャッシングは消費者金融系になるため、その点は注意してください。
1つ目の特徴は、金利が低いことです。金利が安いということは、利息額を抑えることができます。利息額が少なければ早期完済することが可能です。
ただし、返済回数を多くしてしまうと利息額が増えてしまいます。すると、低金利の意味がなくなってしまうこともあるので、返済計画には十分気を付けましょう。
そして、「借入れ金額は年収の1/3以内」と定めた総量規制も銀行カードローンには適用されません。ですので、借入限度額を大きくすることも可能です。
ただし、銀行カードローンであっても、最初から数百万円の限度額が承諾されることは年収にもよりますがなかなか厳しいです。
利用度や信頼によって限度額がアップしていくので、契約してからすぐの高額融資（100万円以上）を求めるならフリーローンなどを検討しましょう。
また、複数業者からの借入れを一本化する「おまとめローン」サービスを行っていることが多いことや、社会的信頼が高いことも、銀行系ならではのメリットといるでしょう。
ただし、その分審査も厳しく、手続きや融資までに時間がかかることも多くなります。
その2：消費者金融系キャッシング
消費者金融系キャッシングは、審査のスピードが速く、即日受付・即日融資も可能な利便性がメリットです。
一方、金利は若干高めになることが多く、限度額も年収の1/3以内となっています。
少額ですぐに返済できる借入れの場合はとても便利ですが、大口融資や長期間の借入れには不向きといるでしょう。
以前は「消費者金融」というとあまりイメージが良くないこともありましたが、最近は大手消費者金融を中心に銀行系に属する業者も増え、信頼感・安心感も増してきています。
昔は消費者金融の店舗まで行かなければいけませんでしたが、現在ではインターネットでの手続き、コンビニATMでの借り入れ返済が可能な業者が増えてきています。
また、審査の面では、一定の基準さえクリアすれば、比較的審査は緩いです。スピーディーさ、そして審査の面が不安な方におすすめのキャッシングになります。
その3：信販系キャッシング
信販系キャッシングとは、クレジットカードのキャッシング機能を使った借入れを指します。
クレジットカードは買い物に使うイメージがあるかもしれませんが、ショッピングの枠とは別にキャッシングの枠も付与されているパターンが多いのです。
申し込みの段階で付与されていなくとも、後から申し込むことによって、キャッシングの枠をもらうことも可能です。
クレジットカードの信販系キャッシングは、金利・限度額は消費者金融系とあまり変わりませんが、信販系の方が、金利は若干低め、限度額は若干高めの傾向があります。
限度額に関しては、ショッピングで利用することによって信用を積めば、引き上げてもらうこともできますので、普段からショッピングをよくする人にとっては有利にはたらきます。
また、その他の大きな特徴としては、返済方法の違いが挙げられます。銀行系・消費者金融系は、毎月一定金額を返済するリボルビング払いが一般的ですが、信販系は翌月一括払いでの返済にしたり、一部リボ払いにしたりと、返済方法の選択の幅が広いです。
一括払いにすれば返済が長期化することはありません。
普段ショッピングなどでクレジットカードをよく利用するという人におすすめのキャッシングだと言えます。
その4：その他のキャッシング
その他に、最近増えているのがインターネットで完結するキャッシングです。
カードがなくてもインターネット上で借入れや返済の手続きをし、銀行口座を通して融資や返済が行えます。
自宅にいながらパソコンや携帯電話から簡単に利用できるため、普及が広がっています。ネットサービス専門の業者があるというよりは、銀行系や消費者金融系でネットサービスを取り入れる業者が増えてきているイメージです。
ネットサービス専門の業者の場合は、悪徳業者も含まれているため、その点には十分に注意してください。