銀行系カードローンを選択すべき4つの理由

銀行系カードローンを選択すべき4つの理由

銀行系カードローンを選択すべき4つの理由

カードローンといっても、銀行系のカードローン消費者金融のカードローンがあります。
CMなどでよく見かける大手の消費者金融会社のカードローンは、会社が銀行のグループ企業になっているので銀行系と言われます。

そのため、消費者金融カードローンにも銀行系と消費者金融系の会社があります。
今回は、銀行系カードローンを選択するべき4つの理由を特徴も踏まえて解説していきます。

理由その1:総量規制適用外になり、借入限度額が大きくなる

銀行系カードローンのメリットは、元来の消費者金融カードローンに比べ借入れ限度額が大きいことです。
貸金業者からの借入れは、総量規制という法律で「年収の1/3以内まで」と定められています。しかし銀行からの借入れには総量規制が適用されません。

例えば、年収が300万円の方がいたとして、その3分の1ということなので借入ができる利用限度額は最高でも100万円です。
この場合、もし100万円以上の融資を希望したとしても、一般的な消費者金融会社ではそれが審査に通る可能性は非常に低いです。

厳密には、ひとつの消費者金融会社で年収の3分の1以上を借りられないということではなく、融資を受けている消費者金融会社の全ての利用限度額の合計が年収の3分の1以内でなければいけません。
先ほどの例を参考にすると、総量規制の枠では100万円以内の利用限度額でなければいけないので、もしA社ですでに30万円を借りていれば、B社では残りの70万円以下の最高限度額しか借りることはできないのです。
この点から、消費者金融会社のカードローンを利用しようとしても、年収が低い方の場合は希望する融資金額を借りることはかなり難しいと言えるでしょう。

銀行発行のカードローン・銀行系カードローンなら、年収の1/3以上の大口の借入れも可能となります。
ただし、銀行系は銀行系で独自のルールがあり、希望限度額が高くなればなるほど、その分審査が厳しくなることは覚えておいてください。

理由その2:低金利、且つ「おまとめローン」で一本化も可能

銀行系カードローンは、他の消費者金融カードローンに比べて金利が低めに設定されているため、金利をできる限り低くしたいという方におすすめです。

また、多くの銀行系カードローンでは、複数業者からの借入れを低金利で一本化する「おまとめローン」も取り扱っています。
これは総量規制適用外である銀行系だからこそできるサービスで、これを利用することで、既に借り入れを複数社からしている場合には、全体の金利を低く抑えることが可能になります。

そうすることによって、より効率的に負担を少なく返済することが可能になります。

理由その3:銀行系は社会的信用度が高く安心

社会的信用度が高く安心できるというのも、銀行系カードローンを選ぶべき理由の1つです。

日本にある全ての銀行は金融庁による認可登録を受けて営業を行っています。
その系列となる銀行系カードローンも、しっかりとした認可の元で融資をしています。そのため、不認可の悪徳業者に遭遇するといったトラブルの可能性もありません。
いわゆる闇金と呼ばれるような危険な業者は嫌だという人には、大きな安心感を与えてくれるでしょう。

国の定める基準内で融資・返済の計画を進められる信頼感は大きいですよね。
「貸金業者は怖そう……。」という漠然とした不安を抱えている方こそ、銀行系カードローンはおすすめできます。

理由その4:将来住宅ローンを組む際に有利になる

のちのち住宅ローンなどの大きなローンを組む予定がある場合は、特に重要なポイントです。

住宅ローンなどの審査の際には、過去のキャッシングやカードローンの利用履歴も対象となります。
その時に銀行系カードローンを使っていた方が、印象が良くなる可能性が高いといます。

なぜなら、銀行系カードローンは他のカードローンより審査が厳しいからです。
その審査に通り、問題なく返済した実績は、「この人は返済能力に問題ない」という信用に繋がっていきます。

名前だけ聞いても銀行系と消費者金融であれば銀行系のローンの方がイメージがいいですしね。
住宅ローンなどの高額なローンを組む予定であれば、銀行系カードローンを選択すべきだと言えます。

銀行系カードローンのデメリット

前述の理由から、キャッシングをするのであれば銀行系カードローンがオススメですが、メリットばかりではなく、デメリットもあります。
それは、銀行系の方が消費者金融よりも審査が厳しくなりがちということです。

銀行系カードローンは2018年1月から審査が以前より厳しくなっており、即日審査と即日融資はできなくなってしまいました。

銀行カードローンの審査では、警視庁のデータベースを照会するということも行なわれています。
これは、反社会勢力への融資を防止するための策です。

以前からこういった者への融資をしないという点は融資の審査段階でチェックされていましたが、警視庁のデータベースで照会することで、より正確にチェックをすることができるようになったのです。

さらに、収入証明書の提出に関する判断ラインがとても低くなっており、以前は300万円以上の融資希望をした場合に収入証明書を提出しなければいけないというルールを決めていた銀行でも、現在では50万円以上の融資希望額を希望したら提出しなければいけないと変更になっている場合があります。

これらの点をクリアできるのであれば、銀行系カードローンでも安心してキャッシングをすることができるでしょう。

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